絨の独り言

誰かしらの参考になれば嬉しい独り言をネット上にアップロードしている

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【Amazon】違う宛先の荷物が置き配された時の対処法

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どーもどもども絨です。

ちょうどランニングしてこようと着替えてドアを開けたら、2つほど荷物が置き配されていました。

1つ目は自分の住所・宛名が書いてあり、「もう届いたんだ」なんて感心していたのも束の間、、

2つ目の荷物の宛名を見ると全く知らない方の名前が!

これはどうしたら良いのだろう、、となった訳です。〜完〜

そのため、「どのように自分が対応したのか」と「Amazon側の最終的な判断」を紹介したいと思います。

恐らくAmazonの置き配は、家にいる必要がなく、気楽に頼めるため、皆さんも非常に利用していることと思います。そのため、同じようなことが起こった際に、参考になれば幸いです。

 

 

 

目次

 

Amazonの問い合わせフォームから問い合わせる

まずはAmazonに問い合わせないとはじまりませんので、億劫かもしれませんが問い合わせましょう。

1. まずは以下のURL(画像クリックでアクセス出来ます)より、Amazonのカスタマーサポートページにアクセスします

 

2. 下の方にスクロールして、「カスタマーサービスに連絡」をクリックします。すると、以下に示すような画面が出てきます。

(ページの最初に、「〇〇さん、ご希望の動作を選択してください」と書かれています)

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各種サービスをクリックします。

 

3. アクセス先のページの最下部にある、「サイトの不具合」をクリックします。

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4. ページ下部に青字で書かれている「カスタマーサービスへ連絡」をクリックします。

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5. ページ下部の「今すぐ電話をリクエストする」をクリックします。

(チャットもアリだと思いますが、Amazonアプリに誘導されたりするため、汎用的に対応が早いのは電話だと思われます)

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6. アクセス先のページにて、自分の電話番号を記入した後、「今すぐ電話が欲しい」をクリックします。

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クリックすると、すぐにAmazonカスタマーサポートから電話が掛かってきます。

応答すると、最初は音声ガイドが流れて、その後オペレーターと繋がるまで音楽が流れ、最終的にオペレーターと繋がるという流れです。

後は、オペレーターに問い合わせれば、問い合わせ完了となります。

 

オペレーターから聞かれたこと

オペレーターに繋がったら、とりあえず起こっていることの概要を伝えました。

  • 2つ荷物が届いて、一つは自分のものであったが、もう一つが全く異なる宛先のものだった
  • 自分自身の名前(住所は伝えませんでしたが、結局最後まで聞かれませんでした)

そうすると、オペレーターの方から追跡番号(トラッキングID)を聞かれました

追跡番号は荷物の表面に貼られている12桁の番号のことです。

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荷物の表面に貼られている送り状のバーコード下にある12桁の番号が追跡番号。
(上図をパワポで作成してみたけど疲れた、、)

その後は、最初に繋がったオペレーター経由で、別のオペレーター(配達関係を担当しているらしい)にバトンタッチし、今後の対応についてお話しして下さりました。

なので、問い合わせる際は、

送り状に記載されてある追跡番号(12桁)さえ分かれば、後はオペレーターが対応して下さるため、基本的に問題ないです

 

 

最終的な対応

最終的なオペレーターの方から指示された対応は、「お手数お掛けして申し訳ありませんが、間違って届いた荷物については廃却をお願いいたします。」とのことでした。

この対応について以下のように補足説明をして下さりました。

  • 配達業者の方は個人事業主の方である
  • 既に配達済みというフェーズになってしまったため、amazon側として回収→再配達といった対応が出来ない。
  • 本来送られる予定だった方に対しては返金処置をする
  • 再発防止を徹底する

 

振り返ってみると一度だけ、「届けることが出来ませんでしたので、大変申し訳ありませんが返金します」という対応をされたことがありました。当時はなんでなのか分かりませんが、今回の対応から誤配送だったのかな、、と思ってみたりみなかったり。(届くはずだった方には、しっかり返金の理由まで伝えた方が良い気がします)

また、一度配達されたものを廃却させて回収しないのは、「一度個人に渡ったものは、どんな細工を施されてるか分からず、信用を失っているから」だと思っております。

そのため、恐らく皆さんにも同じことが起こった場合、基本的に廃却することになるとは思いますが、念のためしっかり問い合わせて頂ければと思います。

 

ではではまたまた。

 

 

 

 

 

航空宇宙系企業は航空宇宙分野の人を求めているという勘違い

どーもどもども絨です。

 

航空宇宙業界へ就職する人といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか。

  • 航空宇宙系学科の人
  • 人力飛行機・ロケット・人工衛星の開発に研究室やサークルで関わっていた人
  • 航空宇宙に対して深い知識を有する人
  • なんか意識高い系的な?

上記のような人が航空宇宙業界に来ることが多いのは確かに事実です。

しかし、実際に航空宇宙系の事業所が求めている人材はそれだけではありません。

現在、航空宇宙分野で働いている私の視点で、どのような人材が求められているのかを、本記事では纏めてみたいと思います。

主に航空宇宙業界を志望している色んな分野の皆さんに一読して頂けますと幸いです。

 

 

 

 

目次

 

航空宇宙製品は総合工学の結晶

航空宇宙製品と言えば色々とありますよね。

  • ロケット(ミサイル)
  • 航空機(飛行機、戦闘機、無人機、etc)
  • 人工衛星

これら製品を、航空宇宙工学分野で学習する知識・経験だけで、設計・量産することは可能でしょうか。

答えはNoです。

理由は簡単で、航空宇宙工学製品は、総合工学(数多の工学分野)の結晶だからです。

皆さんの身の回りにある製品で考えるとわかりやすいと思います。例えば電子レンジ。

電子レンジを作るためには、

  • 内部の構造最適化・規格を満たす強度を有するための機械的知識
  • 電子レンジの機能であるマイクロ波出力やその他制御を実現するための回路等の電気的知識
  • ボタン押下→特定の動作などの制御を実現するためのソフトウェア開発などの情報学的知識

と、複数の分野に跨って様々なノウハウが必要になってきます。

皆さんの中には、

  1. 航空宇宙(ロケット、航空機)や車→機械メーカ
  2. 航空宇宙(人工衛星)や家電→電機メーカ

ってイメージあるけど!?

という声があるかもしれません。

これは、

ロケット・航空機・車

 厳しい環境・条件で使われる製品であるため、非常に頑丈な機械的設計が必要となり、いくら電気的設計や組み込んだプログラムがイケてても、構造が上手く設計できていなければ製品として成立しない。そのため、製品開発や量産の取り纏めが機械系中心になりがち。

 

人工衛星・家電

 機械的設計も重要であるが、製品が持つ機能実現のための電気的設計が大きなウェイトを占めており、取り纏めが電気系中心になりがち。(人工衛星・家電などは未経験ですので、聞いた話や自身の経験を踏まえた考察です)

 

というものに起因しているだけであり、結局どの製品でも全ての分野が非常に大事な要素となります。当然ですが、広く浅い知識では良質な製品を開発するのは難しいため、色んな分野の人材に集まって欲しい訳です。

なので、声を大きくして述べさせていただきます。

航空宇宙関連企業は、

色んな分野の人材を欲しています。

※ 勿論、航空宇宙分野の人材も欲しています。但し、航空宇宙分野の人材は、言われずとも航空宇宙系企業を志望するので、企業側として熱望しているという感じではないです。

 

 

 

特に航空宇宙に需要の高い分野

色んな分野の人材を欲しているとは言え、特に欲しい分野というのは存在します。特に需要が高い2分野を紹介しますね。

 

情報系

 昨今の技術動向の観点から、やはり需要は高いです。

上記2つの技術を、当然ですが航空宇宙分野にも積極的に盛り込んでいきたい訳ですよね。

そうなると情報分野に強い人材が欲しい訳です。

 

電気・電子系

 そもそも回路設計や電子機器の構造設計等で恒常的に需要は高いです。

 その上、最近ではSDGs二酸化炭素排出量を抑えること等が注目されているため、電動化が進むこととなります。

そうなるとパッと思いつくだけでも、

が必要となり、やはり情報・電気電子系は需要が増大していくと考えられます。

 

外注で対応しちゃう?

外注でなんとかするからそこまで需要増えないでしょ。という意見もあるかと思います。確かに、そのような流れになる可能性は0ではないです。

しかし、今後の要になっていくと考えられる次世代の技術(AI, IoT, 電動化)を実現するために重要なピースとなることは間違いないであろう、上記2分野ですので、良くある外注でなんとかするという流れにはなりにくいと考えております。理由は以下の2点です。

 

  • 今後の要となる部分の技術開発であるため、基本的には外に出さずに社内で完結したがるはず。(ノウハウ等も全て社内で保有したい)

 

  • 同じグループ会社の下請にお願いするとかはあり得そうだが、事細かに仕様を決めるには結局ノウハウが必要なので親会社側にも上記2分野の人材が必要なのは間違いないと思われるため。

 

事業戦略的な観点からも、これかも需要は高まっていくと思われます。(既に高まっておりますが、、)

 

なんとなく航空宇宙は遠いイメージを持たれている方が多いイメージでしたが、そんなことはありません。

現在、航空宇宙と縁もゆかりも無いとしても、もし興味があれば敬遠せずに門を叩いて推してみて欲しいなと感じています。

ではではまたまた。

 

 

 

 

 

【社会人2年目】社会人なって妥協したこと【現実直視注意】

 

我が愛しの恵比寿の写真を載せて記事全体をマイルドな雰囲気にしてみる

どーもどもども絨です。

 

入社してから1年9ヶ月ほど経過し、なんとか2023年を迎えることが出来た。そのため、入社してから現状までに妥協したこと諸々を備忘録としてぶっちゃけておこうと思う。

 

 

 

目次

 

1. 「全力」を封印

入社当初の私は、出来るだけ沢山のことを早く出来るようになりたいと躍起になっていた。

短い期間で色々と学ぶためには、勿論時間を確保する必要がある。そのために私が行ったことを以下に示す。

・8時始業なのに7時40分頃に来て勉強

・お昼休憩中もご飯を食べてる時以外仕事

・有給休暇取得奨励日なのにわざわざ出社

仕事に対しての向き合い方は千差万別なので、否定はしないが、振り返ってみるともっと肩の力を抜いて取り組んでおいたほうが良かったと思う。

まず、仕事が出来るようになるには、要所要所にやってくる機会をしっかりと掴んで、そこでクリティカルな経験を積むことで一気に理解が深まり、「仕事が出来る人」に一歩近づく。

なので、日頃からやみくもに頑張ったところで 疲労度>効率 となり、短い期間で出来ることを増やすには繋がらないことを実感した。

疲労が溜まると脳も上手く機能しなくなるため、やはり悪循環となる。

肩の力を抜いたほうが良いと感じた理由は他にもある。

最初から力を入れて取り組んだ場合、会社の人は「元々そういう人」だと認識してくる。そうなると上記のような取り組み方を考慮した仕事量を分配してくるのだ。

受け持つ仕事量を増やす方向に持っていくのは簡単だけど、減らす方向に持っていくのは難しく、育児休暇とか真っ当な理由がない限り中々減らせない。

日頃から膨大な仕事量に悩殺されると、クリティカルな経験を積めるであろう機会を逃しかねないことになり、非常にもったいない。

変な誤解を生まないためにも、肩の力を抜いて取り組んだほうがいいと感じた。

個人的には全力で取り組むことが理想であるが、最初からニュートラルでいることによって自分で自分の首を締めないように立ち回ることを学んだ最初の妥協である。

 

2. 自分を守ることを優先する

これは巷でもよく言われていることではあるが、「都合の良い人にならない」は非常に重要である というのは事実だと思う。

そもそも会社というのは、俗に言う「良い人(自分にとって都合の良い人)」にとってしんどい環境なので、良い人が長く勤めることはあまり無い。よって、会社に残る人は良くも悪くも良い人ではない。

理由は簡単で、会社の人に良い人だと認識されると、基本的に利用されて特に見返りが無いからである。良い人は利用されにされて、メンタルがダメになる等して居なくなってしまう、、

つまり、自分をしっかり守ることが出来る人が長く勤められるのだ。

都合の良い人を脱脚する簡単な方法は、よく言われている事であるが「頼まれた仕事の中で、断るべきものは断ること」だと強く思う。

Noとしっかり言うことで、周りの人による「利用」に歯止めをかけることが出来るのは勿論のであるが、周囲の人がナメて来なくなることも実感した。(この人はしっかり断って来る人だと認識するからだろうか、、)

自分を守るために、例え嫌な顔をされてもしっかりと断ることを意識するようになった。

私としては色んな人の役に立ちたいという気持ちは強いが、自分の体は一つしかない。自分を守るために学んだ2つ目の妥協である。

 

 

 

3. 「時間効率」が気になり始める

私は昔から貯金(今では資産運用)をするのが大好き人間で、多少手間でも出費を抑える方を選ぶ人間であった。

自分自身のことを頑固者だと思っていたので、死ぬまで貯金大好き人間なんだろうな、、と思っていた所、入社2年目の現時点で覆ってしまった。

端的に言うと、社会人になると驚くほど時間がない。

私の一般的なタイムスケジュールを以下に示してみる。(残業の時間が疎なので、大体の平均退社時間とする)

06:10 起床

06:40 家を出る

08:00 出社

20:30 退社

21:30 帰宅

23:30 就寝

現在同棲していて、お互いの勤務地の中間地点の賃貸を借りて住んでいるため、通勤に時間が掛かっているのは否めないが、それでも帰宅から就寝まで2時間しかない。(しかも私はロングスリーパーなので出来れば23時までに寝たい)

この2時間の間に、食事の準備・後片付けやお風呂、洗濯、お弁当作りを行う必要がある。

(体力のある人や忙しいのに慣れている人にとっては余裕かもしれないが、私は研究室時代は週1登校とサボりがち + コロナによる自宅待機のぬるま湯を経験しているため、めっちゃ忙しく感じる)

最初は食事も自炊し、洗濯も安い縦型を買って頑張って干す!とか言っていたのも懐かしく、現在では

・食事はスーパーで売っているレンチンで食べられる冷食(洗い物も減らせる)がメイン

・洗濯はドラム式洗濯機にして乾燥まで行う

となっていて、これでも大分しんどい。

今後は

・食洗機の導入

・お掃除ロボットの導入

・お弁当作りの廃止

も考えている。このように時間をお金で買うことを真っ先に考えるようになってしまった。理想はお金を掛けずに仕事と家事を両立することであるが、それは難しいと判断したため3つ目の妥協ポイントである。

 

4. インドアなのに体力作り

私は高校・大学時代は一度座るとそこから動かず、ずっとネットサーフィンしていることから「お地蔵さん」という不名誉なあだ名で呼ばれるほど、根っからのインドアであり、体も動かさないタイプであった。

しかし仕事をして見ると、勤務時間中は基本的に色々とスケジュールが組まれている関係で休む間もなく頭を回転させる必要がある。

実際にデスクワークで働いている人は実感していると思うが、朝から夜まで長時間頭を働かせるためには結局体力が必要なのだ。

学生時代にお地蔵さんだった私は、当然体力が無いため、午後に入ると思考が止まり、強い眠気が襲い、先輩の言葉が頭に入って来ず、ボーッとする始末、、。本格的に体力を付けないとヤバいと思い始めたのである。(お地蔵さんだったことが災いしてか、健康診断の結果も宜しくなかったというのもあるがここでは割愛する)

2022年8月からランニングを始めて12月には1回のランニングで5kmを走るようになってしまった。(一応筋トレも少ししている)

最初は100mランでゼーハーだったのに、、、5kmを何とか走れるようになりました



確かに体力が付いて集中力が向上した気がするが、インドアなのに運動を習慣化していて、好きではないものに時間を割いているというのは妥協に他ならないので、4つ目の妥協ポイントとした。

 

今後も社会人生活を送る中で妥協が増えていくことになると思うので、都度記事として残せたら良いなと考えている。

参考になるかは分かりませんが、本記事を読んで、自分の将来の立ち回りについて考える際の助けになれれば幸いです。

ではではまたまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ワールドトリガー』論理的かつ戦略的な集団戦を緻密に描いた最強漫画

 

どーもどもども絨です。

 

今回は、最近読んだ漫画の中で、どうしてもおススメしたい漫画について紹介したいと思います。

 

紹介するのは1作品だけなので、是非気軽に読んでみて下さい!

 

 

 

目次

 

1. ワールドトリガーの概要

ワールドトリガー」はジャンプSQに連載中のバトル漫画です。

 

主人公の1人である三雲修が、ネイバー(異世界に住む人間)の侵攻から地球(ミデン)を守るための組織である界境防衛機関「ボーダー」に入隊し、ボーダー内の色んな人々と切磋琢磨しながら成長していく物語です。

 

ただ単に自分が そうするべきだと思ってるからです”

三雲修。恋人の前でこんなかっこいいセリフを言ってみたい。
漫画「ワールドトリガー」より引用。

 

ワールドトリガーのオリジナル設定の代表格としてトリオンが挙げられます。

トリオンとは人間が体の中で生成するエネルギーのような物で、主人公達はトリガーと呼ばれる武器を用いてトリオンを消費させながらネイバーとの戦いに身を投じていきます。

また、ワールドトリガーの世界において主人公達が住んでる地球の周りには、惑星国家と呼ばれる異世界が存在していて、そこには近界民(ネイバー)が住んでいます。

そのような地理的な設定の元、ネイバーが地球に侵攻してくるのです。何故侵攻してくるのか?? それにはトリオンが大きく関わっており、ネイバーについて分かってきたことも増えて来ましたが、まだまだ不明な点も多いのが現状です。

 

2. 特徴

2.1 個性的な主要キャラ達

 ワールドトリガーのキャラ達は、王道のかっこよさや可愛さを持っている訳では無いと個人的には考えています。その分かなり個性的なキャラ達が登場し、それぞれの良さをが引き立っています。今回は主人公4人を紹介!

 

三雲修

メガネを掛けている主人公。戦闘力・トリオン生成能力低く、他の能力も優れているとは言い難いため主人公としては特徴に欠けているように思われるが、実はそうでは無い個人的には、一番欲しい力を持っている。気になる方は是非単行本を御一読下さい笑 因みに母親が美人。主人公の1人である、「迅」が決して能力の高くない修をボーダーに入隊することを推薦したため、未来では修がキーパーソンになっている可能性を感じる。(迅については後述)

 

空閑遊真

身長の小さい白髪の男の子。ただの地球(ミデン)の人間では無くある事情で11歳の頃から体の成長が止まっている。トリオン生成能力が普通の人より高いため、サイドエフェクトと呼ばれる超能力を得ている。具体的には話している相手が嘘を付いているか分かる能力である。戦闘能力も非常に高く白兵戦に秀でている。修とは親友であり、ボーダー内の訓練やランク戦ではチームを組んで共闘している。

 

おまえ・・・・・・ つまんないウソつくね”

空閑遊真。もし恋人にウソを見抜かれてこんなセリフを言われたら、、、ヒエェ

漫画「ワールドトリガー」より引用。

 

雨取千佳

 修の家庭教師を担当していた雨取麟児の妹。自分よりも他人を優先する性格の持ち主で、修も千佳を気にかけている(というか過保護?)。作中でもトップクラスのトリオン生成能力の持ち主のため、実はネイバー侵攻の原因となっていたりする。戦闘面では、白兵戦には疎いため、修のチームの中でスナイパーなどの遠距離射撃を担当しているが、致命的な欠点を持っている(た)。千佳もトリオン量が豊富なため、サイドエフェクトを持っており、敵の気配を察知して自分の気配を消すというものと予想されている(作中でしっかり言及はされていない)。

 

”遊真と修をたのむ オレの代わりに”

雨取千佳。同じチームのエースが負けて、劣勢に立たされた際にエースが千佳に放った一言。この後千佳は欠点を克服し、チームを勝利に導けるのか!?結果はワールドトリガー22巻を読もう!!

漫画「ワールドトリガー」より引用。

 

 迅悠一

修をボーダー入隊へと導いた張本人。修にとってはボーダー内の先輩であり、ボーダーの古株の隊員である。ボーダー内でも戦闘能力はトップクラスであり、迅と相性の良いとある武器を使用した際には、ボーダー内の戦闘力トップクラスの隊員6人をたった一人で倒せる程。迅もトリオン生成能力が普通の人よりも高いため、サイドエフェクトを持っており、目の前の人間の少し先の未来が見えるという内容である。見えた未来が悪いものでも、その後の行動次第では未来が変化するため、ネイバーが襲来した際には迅の未来予知は何よりも重要となる。この未来予知によって、ネイバーの襲来なども予知が可能なため、先手を打つことも可能。言わばチートである。(色んな未来が嫌でも見える関係で、精神的疲弊は凄まじいだろう、、、)

 

”はい 俺のサイドエフェクトがそう言ってます”

迅悠一。未来が見えた時に放つ名台詞。迅には、あらゆる未来の可能性が並列に見えるらしく、「味方が死ぬ」なんて未来が見えることも、、、

漫画「ワールドトリガー」より引用。

 

 

2.2 「敵」といった立場が固定化されていない

2010年代に人気が出た漫画というと、「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」などが思い浮かぶと思います。これらの作品には「巨人」や「鬼」と言った人間サイドからするとあまりにも強力で理不尽という設定の明確な「敵」が登場しますよね。

そういった絶望的な世界設定がそのような作品の魅力の1つだと思います。

しかし、ワールドトリガーは大分違います。ネイバーの侵攻も兵器が使われていますが、ネイバー自体は「人間」であることが分かっています。更に、迅の未来予知等のお陰で、ある程度理不尽な状態から脱出した段階から話が始まります。

何よりも、個人的にネイバーを恨んでいるキャラは出てきますが、ネイバーとは仲良くしようとするキャラもいたりと、作品を通して明確に「敵」と見なしている存在はありません。

作中で「アフトクラトル」と呼ばれる惑星国家が戦う相手として登場しますが、アフトクラトルサイドの状況や主要キャラの心理描写も充実していて、色々なキャラの立場から作品を楽しめるようになっています!

この視点もワールドトリガーの特徴であり面白さであると考えています。

 

”「近界民(ネイバー)にもいいやついるからなかよくしようぜ主義」の我らが玉狛支部

  by 迅

ワールドトリガーの一台詞。このようにネイバーを明確な「敵」と固定化せず、色んな考え方を持つ人物が登場する。

漫画「ワールドトリガー」より引用。

 

"近界民はすべて殺す それがボーダーの務めだ"

 by 三輪 秀次

昔の「ある出来事」が理由でネイバーを許さない主義の三輪秀次。こういった考え方のキャラも登場する。

漫画「ワールドトリガー」より引用。

2.3 素晴らしい戦闘描写 ~多 vs 多~

個人的には、ワールドトリガー最大の特徴はこれだと思っております。ズバリ戦闘描写!

ワールドトリガーの戦闘描写の特徴は主に2つあります。

 

A. 緻密な戦略・戦術が展開され主人公補正で勝つなどのジャンプ要素がほぼ0であること(勝利にも敗北にも理由があり、現実的)

 

B. 1vs1が何か所かで起きるようなブツ切りの団体戦では無く味方同士の動きが相互作用しており、チームvsチームの描写が詳細に描かれていること

 

C. ブッチぎりの最強キャラが登場しないこと(明確な弱点がある)

 

Aについては、マガジンで連載されていた「ベイビーステップ」などの前例があると思いますが、Bの要素を持つ漫画については初めてなのではないかと思います。

特に凄い場合では、3人vs3人vs3人vs3人の集団戦がきっちりと描かれています!

また、Cのように作中で強いキャラは登場しますが、集団戦のバランスを崩壊させるほどのチートは登場しませんし、仮に一芸に秀でているキャラがいても必ず弱点が露呈します。(作中のキャラ達が弱点を炙り出しているといった方が正しいかも)

その弱点を組織力で突いていく戦術・戦略を立てる会議や実際の集団戦での各メンバーの動きが魅力的です。

 

2.4 集団戦での力無き者の戦い方

集団戦の場合、個人戦とは違って、個人の能力や運だけで勝敗が決まる訳では無く、戦略の練り方次第では修のような決して能力の高くないキャラでも活躍出来る可能性が多いに出てきます

例えば、ボーダーの先輩隊員に「スパイダー」と呼ばれるオプションの使い方を教えてもらう修。修は「スパイダー」を使って遊真の長所を活かす戦略を考案する。

このスパイダーが純粋な戦闘力で劣る修が活躍する糸口となっていきます。

 

力が無いからこそ、「チームのアタッカーのサポートに徹する」という選択肢もあり、敵チームからサポートしかしないと思われている現実を逆手にとって「前線で戦う」という選択肢もある。既に戦っている相手に存在をアピールして意識を分散させることで、ミスを誘うなんて選択肢も、、

ワールドトリガーは、読者に様々な「可能性」を提示してくれているように思います。

2.5 物語のゴールが不明確

ドラえもんのような最終回が無いような漫画を除いて、基本的に漫画にはゴール(最終回)がありますよね。そして、特にバトル漫画の場合では物語のゴールが明確になっている場合が多いように思います。

例えば、ワンピースなら「海賊王になること」。進撃の巨人なら「巨人の駆逐」。Fate/ grand Orderであれば白紙化された地球を元に戻すこと。Toloveるであれば、(自主規制)

しかし、ワールドトリガーはゴールが不明確です。沢山ある惑星国家に住むネイバーを倒し切るのも、みんなと仲良くなるのも現実的では無いです。

どのような経緯を経て、ワールドトリガーが完結するのかをわくわくしながら見届けるのも、1つの醍醐味ではないかと個人的には感じています笑

3. まとめ

如何でしたでしょうか。ワールドトリガーの魅力や個性が少しでも伝わって下されば幸いです。

 

 

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ワールドトリガーの集団戦の魅力については、別の記事で挙げたいと思っていますので、是非とも宜しくお願いします。

ではではまたまた!

 

 

 

 

 

 

就活がやばいと感じる時の処方箋

どーもどもども絨です。

現在(2022年9月)は、コロナ禍ということもあってオンラインでの採用活動を継続する企業もも多く, まだまだコロナの影響は続いていると言える。当然、就活市場も売り手とは言い難くなり、コロナ前と比べても内定を取るのは簡単では無いように感じる。

そのような状況ではあるが、私は21卒と呼ばれる2020年に就活を行ったグループに属していたので、コロナ初期のバタバタした頃の就活を経験しているため、私の経験とそこから導き出されるポイントを纏めることで誰かの参考になれたら嬉しいと思い、本記事を書くことにした。

 

 



 

 

目次

 

1. 私自身の就活体験

まずは、私自身がどのような就活を体験したのかについて纏める。

 

1.1 業界/企業研究期 (~2020/02)

私は21卒であるため, 企業の採用活動解禁が2020年3月1日であるが, 巷では就活初期の段階でやっておいた方が良いと言われいる業界研究を, 採用活動開始ギリギリまで行っていた。

 

業界研究に時間を使ってしまった理由はいくつかあるが, 以下に挙げるのが主な理由となる。

 

自分のやりたい分野と大学院までの分野が一致しておらず, やりたい分野に進むのは無理だと 決めつけて, 大学院までの分野と似た分野の業界ばかり深掘りしていたため(2020年に入ってから方向転換)

「就活の軸」を決めるのに苦労した(軸を決めるまでは, 業界を決めきれず)

 

因みに就活の最初で行った方が良いとされる自己分析は実施せず, 業界/企業研究やインターン参加などを行いながら, 自分の興味や優先順位などを深掘りしていった感じである。

 

1.2インターン参加 (~2019/12)

業界/企業研究と同時並行でインターンシップにも少し参加した。しかし, お恥ずかしながら夏季や冬季の長期休暇のタイミングで開催される長期インターン(数週間程度のやつ)はエントリーシートで落ちてしまい, 1dayか2daysの短期のインターンしか参加していない。

 

インターンに参加した企業は3社であり, 以下に箇条書きで記載する。

 

・A社(電機系, 1dayインターンに2回参加)←専攻分野的に一番無難

・B社(機械系, 1dayインターンに1回参加)←後々の第一志望であるがインターンは別分野

・C社(電機系, 2daysインターンに1回参加)←専攻分野的に無難な部類

・D社(機械系, 長期インターン落選, 1dayインターンはうっかり忘れてバックレ)

 

理系の大学院ということもあり, 研究と同時並行で就活も行っていたため, 一般的に想像される就活に比べて大分インターン参加は少なめだったと感じている。

 

1.3本選考参加 (2020/03〜)

本選考に参加した企業は以下に記載する通りである。

 

・A社(電機系, 1dayインターンに2回参加したことで早期選考に参加するも2次面接で落選)

・B社(機械系, 無事内々定)

・C社(電機系, ES通過したものの第一志望から内々定を取得したため辞退)

・D社(機械系, 1dayインターンはうっかり忘れてバックレたのに本選考応募, 音沙汰なく辞退)

・E社(エネルギー系, ESは通過したものの第一志望から内々定を取得したため辞退)

 

ここで一つ言えることは, すんなりと本選考で内々定まで進めたのは, 「本選考(特に面接)前に就活の軸を起点としたストーリーを練れたこと」だと, 後から振り返ると感じる。

勿論, 理系の中でも機電系という内定取りやすい分野であることは承知しているが, 企業を選り好みし出すと内々定取得は簡単ではない。(周りの友人とかを見る限り)

 

 

 

 

2. 就活体験から得た重要だと考えるポイント

就活を通じて, 私自身が考える重要ポイントを書き記す。少しでも参考になれば幸いです。

 

2.1 就活の「軸」と「軸」を基点としたストーリーを用意

 

今までの人生の選択と, その選択肢を選んだ根拠を明確化する。

出来れば,

原因: 就活の軸 → 結果: 選んだ選択

となるようなストーリーを用意する。

 

何故その大学・専攻を選んだのか? 目標までの道筋や、岐路に立った際に選んだ選択肢の妥当性を端的に説明出来るようにしておく。面接官を納得させることが重要。アソビの無い人間を演じる。

 

それによって一本筋が通る。面接官が信用してくれる。

 

実際はそんなしっかりした人間では無いのに、しっかりした人間を演じるなんて良くないと感じるかもしれない。

 

しかし, 以下の理由から多少の脚色は問題ないと考える。

 

1. 面接官も人間だから、そんなにしっかりし過ぎている人間がいることは期待していない。(多少演じていることは百も承知)

2.目標までの道筋や、岐路に立った際に選んだ選択肢の妥当性を端的に説明出来る人なのかどうかが重要。ある種の能力として見られている気がする。就活の時だけじゃなく、大学や社会人になってからも意識して生活するに越したことはない。

 

 

2.2 会社に入ることをゴールにしない

 

個人的に一番重要だと感じるのはあくまでも「会社に入るのは手段であり、入社して働くことで何を達成したいのかを明確にし、伝えること」だと考えている。

以下の観点を忘れないことで, 入社後の自分を少しでもイメージすることが出来, 面接官にも「将来の自分(なりたい自分)」について考えていることをアピールすることが出来る。

・仕事を通して実現したいこと

・御社に入った後に挑戦したいこと

以上のような質問に対しても, 就活の「軸」を根拠とした解答が用意できると良いと考える。

 

2.3 お金を稼ぐ(ビジネス)の観点を入れるとベター

 

各会社の企業理念等を見ると, 「世界を前進させる」などといった聞こえの良い言葉が使われていて, ついつい面接の場でも

あまりビジネスの話をしてお金にガメツイ印象を与えるのはマイナスかな・・・

とビジネスの話をせずに綺麗事を口にする就活生の方が一定数いらっしゃるように感じる。(私もA社の面接の時はそうでした。)

実際に面接を体験した(友達から色々話を聞いた)身としては, むしろビジネスの観点を取り入れた方が良いように感じる。

例えば, 第一志望のB社の1次面接で, 

「弊社において, こんな製品があった方が良いのにな(開発した方が良いのにな)と思う製品はありますか?」

という質問がされた。

答えとして,

世界的に〇〇が問題として挙げられており, 御社の強みは❌❌なので, ▲▲のような製品があると良いと思います。

というのも良いが, 

世界的に〇〇が問題として挙げられており, 御社の強みは❌❌なので, ▲▲のような製品があると良いと思います。また, 製品に□□という機能を付けることで〜という理由から売上アップも見込めると思います。

とビジネス的観点を入れることで会社側の人間としては内々定をあげたくなるであろう。

あくまで会社はビジネスをしているので, ビジネス的観点を有している人の方が採用したくなるのは当然であると考えている。(私自身も働き始めてから, より強く感じている)

 

3. まとめ

以下の3つを意識して, 就活を駆け抜けてほしいと思います。

・就活の「軸」と「軸」を基点としたストーリーを用意

・会社に入ることをゴールとしない

・お金を稼ぐ(ビジネス)の観点を取り入れる

 

ではでは またまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャンスがあれば海外に行くという姿勢について

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どーもどもども絨です。

大学の学部時代に東南アジアのタイという国に海外インターンという形で行ったことがある。

そのことについて早く記事という形にしようと思っていたが、ダラダラ今まで書かないという暴挙に出てしまっていたので、流石に文章化しつつ纏めてみることにした。簡単に言うと、インターン中はボロボロ、帰国してから徐々に成長という感じである。

「自分の実力的に海外は不安、、、でも行ってみたい気持ちもある」なんて方も多いと思うので、興味があれば読んでみてほしい。

 

まずは私が海外インターンに参加した経緯を思い出してみると、単純な「どこか遠くへそこそこの期間行きたい」という気持ちがきっかけだった気がする。大学時代は実家住みだったこともあって、親元を離れて生活するのに対してかっこよさを感じてたのもあったかもしれない。

このように、経緯が経緯なだけに、海外へ行くための準備も殆どせずに海外へ飛ぶこととなった。

今でも鮮明に覚えているのは、渡航前の私自身の(語学や海外企業で働く上で必要な専門知識といった)実力の皆無っぷりだ。

 

海外インターンに参加するためには、幾つか方法があるが、私は大学経由で参加することにした。そのためには、大学にいる海外インターン担当教員と面談を経て行き先を決定し、お世話になる企業に自分自身のCV(俗に言う履歴書)を英語で書いて送る。

CVの中に書かれた520点というTOEICの点数を見て、担当教員が目を曇らせた。

 

 

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というレベルであった。

こんな状態で海外に行ったことを頭の片隅の片隅に入れておいて貰えると幸いである。

 

因みにではあるが、現在私は大学院を卒業し、就職しているので、記事にしようと思ってから何年経ってるか数えるのは精神衛生上やめた。

 

 

 

目次

 

1. 何の爪痕も残せなかった

まず最初に言っておきたいことは、結局私は海外でインパクトはおろか、何の爪痕も残せなかったことだ。今思い起こしても、ただただ現地の優秀な皆さんに大変なご迷惑をお掛けし、色々とサポートをして頂いたことだけが脳裏をよぎり、私自身が何かをしたという記憶がない。私の英語力(特にアウトプット)が酷かったこともあり、サポートすらも現地の人にとっては難しかったことは今となっては容易に想像出来る。

「それでもサポートして頂いたなら何となく形にはなったんじゃないのか」という声が聞こえて来そうではあるが、残念ながら形にすらならなかった。私の実力が無さすぎたことで、結局説明されれば誰でも出来るようなレポートを数ページ書いただけである。

そのレポートというのも、私みたいな人がインターンに来たことで、私の大学がインターン先からの信頼を失い、来年からインターンを受け入れなくなることを防ぐために必要なレポートであった。つまり、私は大学の海外インターン担当教員からもインターン先からも「失格」の烙印を押されたのだ。(面と向かっては言われなかったけど、雰囲気が物語ってた)

他のインターン生は色々担当教員から他のインターンを勧められたりもしていたけど、私だけ何のお誘いも無かったので、私の認識は間違っていないと思う。

 

普通の海外挑戦系の記事は、最初はダメダメだったけど海外で色々経験を積み、成長して帰ってきた系の記事が多いように感じる。しかし、述べた通り私の場合は海外ではコテンパンに「失敗」し、ボロボロで帰国している。なので、これから海外インターンに参加してみたいと考えている方は、現実は甘くないことも重々承知しておいてほしいし、どうしても海外にいる内に結果を残したいのであれば、日本にいるうちにある程度の準備も必要になると思う。

 

 

2. それでもポジティブなことは多い

2.1 慣れてないこと•苦手なこと を通して自分自身を客観視

 人って自分が得意なことばかりしがちだと感じていて、私も例外なく得意なことばかりやってきたように思う。勉強得意な人ほど、アルバイトも塾講師とかばかりやっているように思うし、得意なことが明確になりすぎていない人ほど接客業や講師、調理など色んなバイトをしているように思う。今の私の仕事も正に得意の延長線上で、それは決して悪いことではないとも思う。ただ、同時に視野が狭くなったり、出来ることが少なくなるという欠点がある。

この前駅の構内を歩いていたら近くの人がこんなことを話してた。

 

 

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駅で話してた近くの若者のセリフより引用

 

 

と。

おお、すごいな。私なんて仕事から帰ってきたら泥のように寝るだけなのに、なんて思いながらポジティブなオチを予想して話の続きに耳を立て続けたところ、

 

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駅で話してた近くの若者のセリフより引用

 

と。まさかの予想と全く違うオチに驚きつつも、確かにそうなるかもなあと妙に納得をしてしまった。 

率直に言って、海外インターンに参加するまでの私は、大学も勉強やって成績取れればそれでいいと本気で思っていて、バイトも塾講師と勉強関係一色だった。家事もあまり手伝わないし、親も勉強だけはやっているからか特に何も言って来なかった。大学に入ってちょっとして恋人と別れてからは恋愛も億劫になり、本当にただの勉強関係従事マシーンと化していた。その状態を保てていたのは、「勉強が人よりは少し出来る」という精神的支柱に依存していたからであろう。

ここで、代ゼミの超有名数学講師で、接点tにキレることで有名な荻野暢也の言葉を載せる。

大学に入ったらやってほしい3つのこと

1. 友達をたくさん作ること

 4年間麻雀を同じメンバーで打ち続けて、3人しか友達が出来なかった、なんてことのないようにしてほしい。

2. バイトをすること

 家庭教師とか塾講師を君たち(予備校の教え子たち)が人より上手くやるのは当たり前。普通のバイトをやってほしい。そして君たちは傷つくことになる。

3. 女にフラれること

代ゼミ接点tの講師 荻野暢也の言葉より要約して引用

友達作りにしても、勉強関係以外のバイトにしても、恋人にフラれることにしても予備校の受験生からすれば、決して率先してやりたいことではないだろう。それでも荻野暢也が勧めるのは、一つに視野の広さの確保はあるだろう。先ほど述べた過去の私のように得意なことに依存する人間にならないように、大学のうちに慣れていないことや苦手なことも経験しておきなさいと言う意味合いもあると感じる。

海外インターンでは、日本語ではない言語で様々な方々とお仕事を進めていく。その際に文化や言語の違いだったりで失敗を沢山経験する。週末になれば、バンや電車に乗るだけでも一苦労だ。分からないことを駅員や運転手に一々聞いたり、タクシーの値切り交渉をしたり、物を取られそうになって喧嘩したり、近くのショッピングモールでテロがあったり、食べ物がまずくて、現地の優しい人の前で吐きそうになったりと、日本で経験し得ない様々な経験を通して、自分自身の苦手な部分を客観視することが出来る。日本でたまに失敗する程度だと感情が先に来てしまって客観視が難しいが、海外では失敗がデフォルトなので一々落ち込んだりしなくなる。なので、客観的視点で自分の苦手な部分を実感できるのだ。その結果、視野が広くなる。

色々と経験してきた上で、とある分野のスペシャリストになると決めたのか、それともそのまま狭く深くなったのかでは大きな違いがあるように感じる。数十年の人生の中で、慣れてないことや苦手なことをして視野を少しでも広くする。そんなフェーズがあっても良いように思う、数時間飛行機乗って、決まった期間を日本じゃない所で過ごすだけなのだから。

 

2.2 普段の「失敗」を失敗と捉えなくなる

先ほど述べたように、海外では失敗がデフォルトなので失敗に慣れるという理由もあるが、見た目も言語も違う人しかいない世界だと、日本では周りの目を気にする人でも気にしなくなるように感じる。まさに私がそうだった。

見た目も言語も違う場合、どうしても共感するアビリティが落ちてしまう。そのため、日本語で日本人と話すときに比べて、相手に気を遣ったりしなくなるし、海外は日本ほど気を遣う文化もないので、ちょっと語弊はあるが強気で行動しやすくなる。また、海外の方とは期間が決まった付き合いである。仮にかなり恥をかく行動を取ったとしても、結局は日本に帰国するので「まあいっか」と思えてします。匿名になると強気になる場合のリアルバージョンと表現すると分かりやすいかもしれない。

例えば、日本だと何か分からないことがあっても聞きにくいこともあるだろうけど、海外ではとりあえず聞けるようになる。ここでうまく英語で質問できなかったとしても、それを失敗と感じることなく聞き直すことが出来る。日本にずっといた場合、こういう機会はまずないだろう。

そういった経験を積めたお陰で、電話や質問といった何となく苦手だった行動を躊躇いなく出来る様になった。

というわけで、失敗を失敗と捉えなくなることで、苦手だったものが帰国後に普通に出来る様になって行く訳である。この精神面の大きな変化には私自身も帰国後に驚いた。

 

2.3 小さな成功体験を積み重ねられる

ちょっと辛辣な例えになってしまうが、仮に英語もあまり出来ない、専門知識もしっかりあるわけでもない、見た目も普通だったとしよう。その人は海外に行った自分自身に何か期待するだろうか。何も期待をしないことで、成功の定義のハードルが下がり、ちょっとしたことで成功と感じるのである。

私自身の経験で言えば、自分の拙い英語が伝わっただけでもかなり嬉しかった。後は自力でバンや私鉄に乗って、目的地になんとか着いた時も本当に嬉しかったのを覚えている。

このように、失敗の連続により自分に対しての期待値やハードルが下がり、ちょっとしたことで成功体験を詰めるのは後の自分自身に対しての自信につながる。

「あんなにボロボロだったけど、自力で目的地に辿り着けたし、生きていける。本当に何とかなるもんだなあ」

こう捉えることが出来た人間はおそらく強い。大したことは何一つしていないけど、でもちょっとした成功体験の蓄積によって満足感を得ている。この経験が、その人を新たな挑戦へと導いてくれるのだから。

 

3. 海外に行くチャンスを逃さないで

上記の通り海外生活は結局ボロボロで、びっくりするほど爪痕すら残せなかった私であるが、大学院の研究は成果が認められ専攻で2番目の成績で卒業、就活も第一志望に内定、いつの間にかに恋人も出来たことで恋人と一緒に就職のため引越しと、悔いなく学生生活を終えることが出来た。特に嬉しかったのは、大変ご迷惑を掛けた海外インターンシップ担当教員の方に成長した姿を見せることが出来たことである。

その背景には、本記事でまとめた海外での経験があったからなのは間違いないだろう。「殻を破る」と言う表現を細かく描写すると本記事のようになるのかなと思ってみたりみなかったり。

大学生にしても社会人にしても、少し能動的に行動を起こせば海外に行くチャンスはきっとある。自分の周りにある使えるリソースはガンガン使って、例えボロボロになることは分かっていても飛び込んでみてほしい。

勿論トラウマになって心がポッキリ折れてしまっては元も子もないので無理にとは言わない。

私自身も再び海外挑戦して、今度こそは少しばかりの爪痕を残してやろうと画策中である。

 

 

 

 

 

 

自動販売機による財布への影響を定量化してみた

どーもどもども絨です。

 

 

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皆さんは街中や職場にある自動販売機をよく利用するでしょうか。自動販売機には色々な飲み物が売っているので、見かけるとついつい買ってしまいますよね。

私もかなり昔にブログにも書きましたが、缶コーヒーが元々大好きで、最近ではクラフトボスなどのペットボトル系のコーヒーにもハマってしまいました。だからといってまとめ買いはしてないので毎回自動販売機にお世話になる日々、、、

特に夏や冬といった気温が極端な時に、家から飲み物を持って来ようとすると温度管理も難しく自動販売機で買った方が温度もちょうど良いので、自動販売機は素晴らしいと思います。

そんなついつい利用してしまう自動販売機ですが、どの程度の金額を自動販売機に使っているのかを意識したりってあまり無いのでは無いかなと思いました(結構意識している方も多いかもしれませんが、、)。

折角なので今回は、仕事場では自動販売機ヘビーユーザーである私が、平日の一週間(月曜日〜金曜日)で自動販売機に使っているお金を計算して、お茶をまとめ買いした場合との使用金額の違いを明確化してみたいと思います。

それだけでは無く、自販機の売り上げのデータから、少し統計からの考察もしていきたいので、最後まで読んで下さると幸いです。

 

 

 

 

目次

 

1. 月曜から金曜で支払った金額

1.1 自動販売機の場合

まずは、ある週において私が月曜から金曜までの5日間で支払った合計金額を求めてみました。

表1 各曜日の自販機での支出金額と合計金額
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表2 購入した飲み物と金額の内訳

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1日2本ずつを、たったの5日間継続して購入するだけで約1400円の出費となりました。想像しているよりも大きな出費になっていると感じました。今回は基本的に500mlのペットボトルを購入しているので、この値段で済みましたが、仮に缶コーヒー等の量が少ない飲料を購入した場合は更に価格が跳ね上がると考えられます。

 

 

1.2 500mlのお茶をまとめ買いした場合 

次に、自販機は使用せず、以下の500mlのお茶(おーいお茶 500ml×48本)をまとめ買いした場合の価格です。一日に2本ずつ飲んだ場合を想定します。

 

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感想(15件)

 

表3 500mlのお茶をまとめ買いした場合にかかる5日分のお茶代

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 500mlのお茶をまとめ買いした場合、確かに自販機で購入した場合に比べて安くはなりますが、同じお茶しか飲めないこと等を考えると大きく得をしているとは言い難い値段になっているように感じます。

 

 

1.3 2Lのお茶をまとめ買いした場合 

最後に、500mlではなく2Lのお茶をまとめ買いし、その後500mlの容器に移し替える場合の価格を求めてみます。今回も一日に500mlを2本飲む場合を想定します。

 

伊藤園 おーいお茶 緑茶 2L ペットボトル 1セット(12本:6本×2ケース)

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感想(19件)

 

 表4  2Lのお茶をまとめ買いした場合にかかる5日分のお茶代
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500mlのお茶をまとめ買いした場合に比べて、半額以下で購入できていることが分かります。因みに自販機で購入した場合と比べて1/3以下です。

自販機が高いというイメージがありましたが、実際に確認すると自販機が高いというよりも500mlという小分けされたサイズで購入することが割高であることが分かりました。

 

1.4 期間を5日から1年に拡張すると、、、

期間を1年間に拡張した場合、上記の3条件ではどの程度の金額差が生じるのかを計算して確認して、表5に纏めてみました。

 

表5 上記の3手法における1年間での飲み物代の比較
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自販機で飲み物を購入した場合は、6桁の大台に乗りました。それに対して2Lのお茶では約3万円の出費で済んでいます。あとは7万円/年の差をどう捉えるかといった所が焦点になってくると思います。

 

2. 自販機のメリット

自動販売機の大きなメリットは、以下の3つだと考えられます。

1. その場で買うので、通勤・通学時の荷物が減る

2. その時に飲みたい飲み物が飲める(色んな種類の飲み物が飲める)

3. 夏は冷たく、冬は暖かい飲み物が飲める(温度管理)

これらのメリットと7万円のどっちを取るかは人それぞれだと思われます。

ただ、今回の比較では「一般的にどれくらいの頻度で自動販売機が利用されているのか」という情報が不足気味です。

そのため、幾つかネット上にアップされている自販機の使用状況に関するデータを参照して、再度自販機とお茶で比較を行いたいと思います。

 

 

 

3. 一般的な自販機の使用頻度を考慮

TPCマーケティングリサーチの調査結果

www.ryutsuu.biz

を参考にして、自販機の使用頻度と、その割合の円グラフを作成しました。

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図1 自販機の利用頻度とその割合

 

グラフから、毎日自販機を使用する人の割合は約1割ほどとかなり少ない結果となり、自販機利用頻度に関する中央値や平均値は、以下の表6のようになりました。

 

表6 自販機利用頻度の中央値と平均値
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私は1日に2回購入していましたが、一般的には月に10回程度の購入頻度のようです。この程度の購入頻度では、2Lのお茶を購入した場合と比較しても年間で約1万円程度の差にしかなりません。

この1万円/年の差と2項の中で触れた自販機のメリットを比較した時にどちらを選ぶかは個人の感覚にもよると思いますが、個人的には自販機を利用しても良いのかなと感じます。温度も最適な上に、好きな飲み物を買えますからね。

ただし、私のように毎日自販機を使用しているみなさんは、年間で見ると数万円の差になりますので、気になる方は2Lのお茶まとめ買いも併用しながら節約を意識してみると良いのではないかと感じました。

 

4. 最後に

当初この記事を書き始めた頃は、「自販機は高いので、できるだけまとめ買いで済ませましょう!」という結果になるだろうと予想を立てていたのですが、一般的な自販機の使用頻度では大きな金額の差にはなりませんでした。

私も、ずっとお茶だと流石にストレスが溜まってしまいますので、適度に自販機を使用して色々な飲み物を飲むことで良い息抜きが出来ればと思いました。

本記事が皆さんの参考になって下されば幸いです。

 

ではではまたまた。