
「運動した方がいいのは分かっているけど、平日は仕事で疲れているし、休日も休みたいから走るなんて無理。」
私はまさにそんなタイプでした。
社会人になってから運動する機会はどんどん減り、気がつけば「最近、全然運動してないな」と思うこともしばしば。
そんな私が始めたのがランニングでした。
ただし、いわゆるガチのランナーではありません。
基本的には週末に走るだけ。
雨が降れば走らないこともありますし、仕事や予定があれば普通にサボります。
膝の外側が痛くなり、半年ほどお休みしたことも。
それでも、気がつけばランニング歴は4年になりました。
4年間続けてみて感じたのは、単純に「体力がついた」ということだけではありません。
むしろ私が大きく変わったと感じているのは、身体よりもメンタルの部分です。
この記事では、そんな「ゆるい週末ランナー」を4年間続けてきた私が感じた、身体とメンタルの変化について書いてみたいと思います。
- そもそも、なぜランニングを始めたのか
- 1.体力が向上した
- 2.「自分の体力」を数字で確認するようになった
- 3.意外だったのが「ストレス解消効果」
- 4.「何もしたくない休日」が減った
- 5.「継続すること」のハードルが下がった
- 6.「昨日の自分」と比較するようになった
- 7.運動が特別なものでは無くなった
- まとめ:ランニングで変わったのは、身体だけではなかった
そもそも、なぜランニングを始めたのか
私がランニングを始めた理由は、ものすごく単純でした。
「運動不足をなんとかしたかったから」です。
社会人になると、学生時代のように自然と身体を動かす機会がありません。
通勤で歩くくらいで、仕事中は基本的に座っている。
社会人一年目の途中から車通勤になり、通勤で歩くことすらしなくなる。
休日も疲れているので、家でスマホを見たり、動画を見たりして過ごす。
そんな生活を続けていると、お昼ご飯を食べた後には疲れを感じ、仕事に全く集中出来ない有様。
「このままではまずいんじゃないか?」
と思うようになりました。
そこで、とりあえず走ってみることにしました。
最初から「フルマラソンを完走するぞ!」というような高い目標があったわけではありません。
とりあえず週末に数km走る。
それくらいの気持ちでした。
1.体力が向上した
ランニングを4年間続けて、一番分かりやすく感じる変化は、やはり体力がついたことです。
走り始めた頃は、数km走るだけでもかなり疲れていました。
「自分ってこんなに体力がなかったんだな」と感じることもありました。
それでも、週末に少しずつ走っていると、以前はきつかった距離を走れるようになり、徐々に走るペースも上がっていきました。
もちろん、毎週欠かさず走っていたわけではありません。
仕事が忙しくて走れない週もありましたし、しばらく運動から離れてしまった時期もあります。
それでも、長い目で見ると少しずつ体力は向上してきました。
特に実感するのは、ランニング以外の日常生活です。
旅行などで一日中歩き回っても、以前ほど疲れない。
階段を上ったときも、以前ほど息が上がらない。
そして何より、「5km程度なら普通に走れる」という感覚が身につきました。
最近では、5kmを30分前後で走ることも以前ほど特別なことではなくなっています。
Apple WatchでVO2 MAXなどの数字を見るようになったことも、自分の体力の変化を実感するきっかけになりました。
数字が上がったり下がったりするのを見ながら、「最近ちょっと運動できていないな」と気づくこともあります。
ランニングを始める前は、自分の体力についてここまで具体的に考えることはありませんでした。
4年間走ってきたことで、単純に「体力がついた」というだけではなく、自分の身体がどのくらい動けるのかを以前より把握できるようになったことも大きな変化だと思っています。


2.「自分の体力」を数字で確認するようになった
ランニングを続けていると、自然と自分の身体の状態が気になるようになりました。
途中からApple Watchを使い始め、走った距離やペース、心拍数、VO2 MAXなどを見るようになりました。
これが結構面白い。
例えば、最初の頃は、
「5km走るだけでこんなに疲れるのか」
という状態だったのが、少しずつペースが上がっていく。
逆に、しばらく運動をサボると、
「あれ?なんか身体が重いな」
と感じる。
そして数字を見ると、実際に以前よりパフォーマンスが落ちていたりする。
こうした経験を繰り返していると、
「日々、体調は変化しているんだな」
と思うようになりました。

3.意外だったのが「ストレス解消効果」
個人的には、身体的な変化以上にこちらの方が大きかったです。
仕事をしていると、どうしてもストレスが溜まります。
仕事で思うようにいかなかったり、人間関係で疲れたり、やることが多すぎて頭の中がいっぱいになったり。
そんな状態で休日を迎えることがあります。
以前なら、そのまま家でスマホを触って終わっていたかもしれません。
でも、そんな日に外に出て走ってみる。
最初は、
「今日は走るの面倒だな……」
と思っています。
ところが、走り終わってシャワーを浴びると、不思議と少しスッキリしている。
問題そのものが解決したわけではありません。
仕事の悩みが消えたわけでもありません。
それでも、
「まあ、来週もなんとかやるか」
という気持ちになる。
これは4年間続けてきて、かなり実感している部分です。
4.「何もしたくない休日」が減った
これも地味ですが、大きな変化でした。
「休日に予定を入れたくない、ずっと家にいたい。」
そう思ってました。
スマホを触って、YouTubeを見て、気がついたら夕方。
もちろん、そういう休日も悪くありません。
ただ、何日も続くと、
「今日、何してたんだろう?」
という微妙な感覚が残ることがあります。
ランニングを始めてからは、
「とりあえず今日は走った」
という小さな予定ができます。
1kmでもいい。
5分でもいい。
走って帰ってくる。
それだけで、
「今日はちゃんと身体を動かした」
という感覚があります。
この小さな達成感は、思っていた以上に大きかったです。
そして、
走った後は不思議と、お出掛けしたくなるのです。
5.「継続すること」のハードルが下がった
4年間続けていて、一番大事だったのはこれかもしれません。
ランニングを始めた頃は、
「毎週必ず走らなければ」
と思っていました。
でも、実際にはそんなにうまくいきません。
仕事が忙しい。
旅行に行く。
雨が降る。
疲れている。
普通に走りたくない日もある。
そういう日があります。
最初は「今週走れなかった……」と罪悪感を持っていました。
でも、4年も続けていると、
「1回休んだからといって、全部が無駄になるわけじゃない」
と分かってきます。
今週走れなかったら、来週走ればいい。
1ヶ月くらい運動できない時期があっても、また再開すればいい。
この感覚はランニング以外にも使える気がしています。
6.「昨日の自分」と比較するようになった
ランニングを始めると、どうしても他のランナーが気になります。
SNSを見ると、
「10kmを○分で走った」
「フルマラソン完走!」
「月間走行距離200km!」
みたいな人がたくさんいます。
最初は、
「自分ももっと走らないといけないのかな」
と思っていました。
でも、4年間続けていると考え方が変わりました。
私は別にプロランナーを目指しているわけではありません。
誰かに勝つ必要もありません。
昨日より少し速く走れた。
以前より少し長く走れた。
以前は苦しかった距離を普通に走れるようになった。
それだけでも十分です。
「他人ではなく、過去の自分と比較する」
という考え方は、ランニングを続ける上でかなり重要だったと思います。
7.運動が特別なものでは無くなった
ランニングを始めたばかりの頃は、運動すること自体がちょっとしたイベントでした。
「今日は走るぞ」と気合いを入れて、着替えて、準備をして、外に出る。
走り終わったら、「今日はちゃんと運動したぞ」という達成感がある。
もちろん今でも、走り終わった後の達成感はあります。
ただ、4年間続けていると、少しずつ感覚が変わってきました。
今では、週末に時間があれば、
「じゃあちょっと走ろうかな」
くらいの感覚で走ることがあります。
「運動しなければ」と義務感を持つというより、週末に走ることが生活の選択肢の一つになったという感じです。
もちろん、毎週走るわけではありません。
疲れていれば休みますし、旅行や予定があれば走らないこともあります。
それでも、「しばらく運動していないから、そろそろ身体を動かしたいな」と自然に思うようになりました。
これは、ランニングを始めた頃には想像していなかった変化です。
以前の私は、運動というと「時間を作って頑張ってやるもの」というイメージがありました。
今では、とりあえず外に出て5km走る。
それを自然に行うようになりました。
4年間続けた結果、ランニングは「頑張って続けている習慣」というより、自分の生活の中に自然に存在するものになったのだと思います。
そして、これこそが週末ランナーとして4年間続けてきた中で感じる、意外と大きな変化の一つです。
まとめ:ランニングで変わったのは、身体だけではなかった
4年間ランニングを続けて、一番感じているのは、
「走ることで人生が劇的に変わった」わけではない。
ということです。
体力がついた。
少し疲れにくくなった。
ストレスを発散できるようになった。
休日に外へ出るようになった。
そして、
「とりあえず今日もやった」
という小さな達成感を得られるようになった。
一つ一つは、本当に小さな変化です。
でも、それが4年間積み重なってみると、意外と大きい。
私はこれからも、たぶん「週末ランナー」のままだと思います。
毎日走ることもないでしょうし、いつか大会に出るかもしれないし、出ないかもしれません。
それでも、
「週末に走る」という小さな習慣は、これからも続けていきたいと思っています。
運動不足を感じているけれど、何を始めればいいか分からない。
そんな人がいたら、まずはランニング……と言いたいところですが、無理に走る必要はありません。
散歩でもいい。
軽い運動でもいい。
大切なのは、自分が無理なく続けられる形で身体を動かすことなのだと思います。
4年間の週末ランニングを振り返って、今はそんなふうに考えています。




















