絨の独り言

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就活がやばいと感じる時の処方箋

どーもどもども絨です。

現在(2022年9月)は、コロナ禍ということもあってオンラインでの採用活動を継続する企業もも多く, まだまだコロナの影響は続いていると言える。当然、就活市場も売り手とは言い難くなり、コロナ前と比べても内定を取るのは簡単では無いように感じる。

そのような状況ではあるが、私は21卒と呼ばれる2020年に就活を行ったグループに属していたので、コロナ初期のバタバタした頃の就活を経験しているため、私の経験とそこから導き出されるポイントを纏めることで誰かの参考になれたら嬉しいと思い、本記事を書くことにした。

 

 



 

 

目次

 

1. 私自身の就活体験

まずは、私自身がどのような就活を体験したのかについて纏める。

 

1.1 業界/企業研究期 (~2020/02)

私は21卒であるため, 企業の採用活動解禁が2020年3月1日であるが, 巷では就活初期の段階でやっておいた方が良いと言われいる業界研究を, 採用活動開始ギリギリまで行っていた。

 

業界研究に時間を使ってしまった理由はいくつかあるが, 以下に挙げるのが主な理由となる。

 

自分のやりたい分野と大学院までの分野が一致しておらず, やりたい分野に進むのは無理だと 決めつけて, 大学院までの分野と似た分野の業界ばかり深掘りしていたため(2020年に入ってから方向転換)

「就活の軸」を決めるのに苦労した(軸を決めるまでは, 業界を決めきれず)

 

因みに就活の最初で行った方が良いとされる自己分析は実施せず, 業界/企業研究やインターン参加などを行いながら, 自分の興味や優先順位などを深掘りしていった感じである。

 

1.2インターン参加 (~2019/12)

業界/企業研究と同時並行でインターンシップにも少し参加した。しかし, お恥ずかしながら夏季や冬季の長期休暇のタイミングで開催される長期インターン(数週間程度のやつ)はエントリーシートで落ちてしまい, 1dayか2daysの短期のインターンしか参加していない。

 

インターンに参加した企業は3社であり, 以下に箇条書きで記載する。

 

・A社(電機系, 1dayインターンに2回参加)←専攻分野的に一番無難

・B社(機械系, 1dayインターンに1回参加)←後々の第一志望であるがインターンは別分野

・C社(電機系, 2daysインターンに1回参加)←専攻分野的に無難な部類

・D社(機械系, 長期インターン落選, 1dayインターンはうっかり忘れてバックレ)

 

理系の大学院ということもあり, 研究と同時並行で就活も行っていたため, 一般的に想像される就活に比べて大分インターン参加は少なめだったと感じている。

 

1.3本選考参加 (2020/03〜)

本選考に参加した企業は以下に記載する通りである。

 

・A社(電機系, 1dayインターンに2回参加したことで早期選考に参加するも2次面接で落選)

・B社(機械系, 無事内々定)

・C社(電機系, ES通過したものの第一志望から内々定を取得したため辞退)

・D社(機械系, 1dayインターンはうっかり忘れてバックレたのに本選考応募, 音沙汰なく辞退)

・E社(エネルギー系, ESは通過したものの第一志望から内々定を取得したため辞退)

 

ここで一つ言えることは, すんなりと本選考で内々定まで進めたのは, 「本選考(特に面接)前に就活の軸を起点としたストーリーを練れたこと」だと, 後から振り返ると感じる。

勿論, 理系の中でも機電系という内定取りやすい分野であることは承知しているが, 企業を選り好みし出すと内々定取得は簡単ではない。(周りの友人とかを見る限り)

 

 

 

 

2. 就活体験から得た重要だと考えるポイント

就活を通じて, 私自身が考える重要ポイントを書き記す。少しでも参考になれば幸いです。

 

2.1 就活の「軸」と「軸」を基点としたストーリーを用意

 

今までの人生の選択と, その選択肢を選んだ根拠を明確化する。

出来れば,

原因: 就活の軸 → 結果: 選んだ選択

となるようなストーリーを用意する。

 

何故その大学・専攻を選んだのか? 目標までの道筋や、岐路に立った際に選んだ選択肢の妥当性を端的に説明出来るようにしておく。面接官を納得させることが重要。アソビの無い人間を演じる。

 

それによって一本筋が通る。面接官が信用してくれる。

 

実際はそんなしっかりした人間では無いのに、しっかりした人間を演じるなんて良くないと感じるかもしれない。

 

しかし, 以下の理由から多少の脚色は問題ないと考える。

 

1. 面接官も人間だから、そんなにしっかりし過ぎている人間がいることは期待していない。(多少演じていることは百も承知)

2.目標までの道筋や、岐路に立った際に選んだ選択肢の妥当性を端的に説明出来る人なのかどうかが重要。ある種の能力として見られている気がする。就活の時だけじゃなく、大学や社会人になってからも意識して生活するに越したことはない。

 

 

2.2 会社に入ることをゴールにしない

 

個人的に一番重要だと感じるのはあくまでも「会社に入るのは手段であり、入社して働くことで何を達成したいのかを明確にし、伝えること」だと考えている。

以下の観点を忘れないことで, 入社後の自分を少しでもイメージすることが出来, 面接官にも「将来の自分(なりたい自分)」について考えていることをアピールすることが出来る。

・仕事を通して実現したいこと

・御社に入った後に挑戦したいこと

以上のような質問に対しても, 就活の「軸」を根拠とした解答が用意できると良いと考える。

 

2.3 お金を稼ぐ(ビジネス)の観点を入れるとベター

 

各会社の企業理念等を見ると, 「世界を前進させる」などといった聞こえの良い言葉が使われていて, ついつい面接の場でも

あまりビジネスの話をしてお金にガメツイ印象を与えるのはマイナスかな・・・

とビジネスの話をせずに綺麗事を口にする就活生の方が一定数いらっしゃるように感じる。(私もA社の面接の時はそうでした。)

実際に面接を体験した(友達から色々話を聞いた)身としては, むしろビジネスの観点を取り入れた方が良いように感じる。

例えば, 第一志望のB社の1次面接で, 

「弊社において, こんな製品があった方が良いのにな(開発した方が良いのにな)と思う製品はありますか?」

という質問がされた。

答えとして,

世界的に〇〇が問題として挙げられており, 御社の強みは❌❌なので, ▲▲のような製品があると良いと思います。

というのも良いが, 

世界的に〇〇が問題として挙げられており, 御社の強みは❌❌なので, ▲▲のような製品があると良いと思います。また, 製品に□□という機能を付けることで〜という理由から売上アップも見込めると思います。

とビジネス的観点を入れることで会社側の人間としては内々定をあげたくなるであろう。

あくまで会社はビジネスをしているので, ビジネス的観点を有している人の方が採用したくなるのは当然であると考えている。(私自身も働き始めてから, より強く感じている)

 

3. まとめ

以下の3つを意識して, 就活を駆け抜けてほしいと思います。

・就活の「軸」と「軸」を基点としたストーリーを用意

・会社に入ることをゴールとしない

・お金を稼ぐ(ビジネス)の観点を取り入れる

 

ではでは またまた!