絨の独り言

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自動販売機による財布への影響を定量化してみた

どーもどもども絨です。

 

 

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皆さんは街中や職場にある自動販売機をよく利用するでしょうか。自動販売機には色々な飲み物が売っているので、見かけるとついつい買ってしまいますよね。

私もかなり昔にブログにも書きましたが、缶コーヒーが元々大好きで、最近ではクラフトボスなどのペットボトル系のコーヒーにもハマってしまいました。だからといってまとめ買いはしてないので毎回自動販売機にお世話になる日々、、、

特に夏や冬といった気温が極端な時に、家から飲み物を持って来ようとすると温度管理も難しく自動販売機で買った方が温度もちょうど良いので、自動販売機は素晴らしいと思います。

そんなついつい利用してしまう自動販売機ですが、どの程度の金額を自動販売機に使っているのかを意識したりってあまり無いのでは無いかなと思いました(結構意識している方も多いかもしれませんが、、)。

折角なので今回は、仕事場では自動販売機ヘビーユーザーである私が、平日の一週間(月曜日〜金曜日)で自動販売機に使っているお金を計算して、お茶をまとめ買いした場合との使用金額の違いを明確化してみたいと思います。

それだけでは無く、自販機の売り上げのデータから、少し統計からの考察もしていきたいので、最後まで読んで下さると幸いです。

 

 

 

 

目次

 

1. 月曜から金曜で支払った金額

1.1 自動販売機の場合

まずは、ある週において私が月曜から金曜までの5日間で支払った合計金額を求めてみました。

表1 各曜日の自販機での支出金額と合計金額
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表2 購入した飲み物と金額の内訳

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1日2本ずつを、たったの5日間継続して購入するだけで約1400円の出費となりました。想像しているよりも大きな出費になっていると感じました。今回は基本的に500mlのペットボトルを購入しているので、この値段で済みましたが、仮に缶コーヒー等の量が少ない飲料を購入した場合は更に価格が跳ね上がると考えられます。

 

 

1.2 500mlのお茶をまとめ買いした場合 

次に、自販機は使用せず、以下の500mlのお茶(おーいお茶 500ml×48本)をまとめ買いした場合の価格です。一日に2本ずつ飲んだ場合を想定します。

 

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表3 500mlのお茶をまとめ買いした場合にかかる5日分のお茶代

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 500mlのお茶をまとめ買いした場合、確かに自販機で購入した場合に比べて安くはなりますが、同じお茶しか飲めないこと等を考えると大きく得をしているとは言い難い値段になっているように感じます。

 

 

1.3 2Lのお茶をまとめ買いした場合 

最後に、500mlではなく2Lのお茶をまとめ買いし、その後500mlの容器に移し替える場合の価格を求めてみます。今回も一日に500mlを2本飲む場合を想定します。

 

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 表4  2Lのお茶をまとめ買いした場合にかかる5日分のお茶代
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500mlのお茶をまとめ買いした場合に比べて、半額以下で購入できていることが分かります。因みに自販機で購入した場合と比べて1/3以下です。

自販機が高いというイメージがありましたが、実際に確認すると自販機が高いというよりも500mlという小分けされたサイズで購入することが割高であることが分かりました。

 

1.4 期間を5日から1年に拡張すると、、、

期間を1年間に拡張した場合、上記の3条件ではどの程度の金額差が生じるのかを計算して確認して、表5に纏めてみました。

 

表5 上記の3手法における1年間での飲み物代の比較
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自販機で飲み物を購入した場合は、6桁の大台に乗りました。それに対して2Lのお茶では約3万円の出費で済んでいます。あとは7万円/年の差をどう捉えるかといった所が焦点になってくると思います。

 

2. 自販機のメリット

自動販売機の大きなメリットは、以下の3つだと考えられます。

1. その場で買うので、通勤・通学時の荷物が減る

2. その時に飲みたい飲み物が飲める(色んな種類の飲み物が飲める)

3. 夏は冷たく、冬は暖かい飲み物が飲める(温度管理)

これらのメリットと7万円のどっちを取るかは人それぞれだと思われます。

ただ、今回の比較では「一般的にどれくらいの頻度で自動販売機が利用されているのか」という情報が不足気味です。

そのため、幾つかネット上にアップされている自販機の使用状況に関するデータを参照して、再度自販機とお茶で比較を行いたいと思います。

 

 

 

3. 一般的な自販機の使用頻度を考慮

TPCマーケティングリサーチの調査結果

www.ryutsuu.biz

を参考にして、自販機の使用頻度と、その割合の円グラフを作成しました。

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図1 自販機の利用頻度とその割合

 

グラフから、毎日自販機を使用する人の割合は約1割ほどとかなり少ない結果となり、自販機利用頻度に関する中央値や平均値は、以下の表6のようになりました。

 

表6 自販機利用頻度の中央値と平均値
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私は1日に2回購入していましたが、一般的には月に10回程度の購入頻度のようです。この程度の購入頻度では、2Lのお茶を購入した場合と比較しても年間で約1万円程度の差にしかなりません。

この1万円/年の差と2項の中で触れた自販機のメリットを比較した時にどちらを選ぶかは個人の感覚にもよると思いますが、個人的には自販機を利用しても良いのかなと感じます。温度も最適な上に、好きな飲み物を買えますからね。

ただし、私のように毎日自販機を使用しているみなさんは、年間で見ると数万円の差になりますので、気になる方は2Lのお茶まとめ買いも併用しながら節約を意識してみると良いのではないかと感じました。

 

4. 最後に

当初この記事を書き始めた頃は、「自販機は高いので、できるだけまとめ買いで済ませましょう!」という結果になるだろうと予想を立てていたのですが、一般的な自販機の使用頻度では大きな金額の差にはなりませんでした。

私も、ずっとお茶だと流石にストレスが溜まってしまいますので、適度に自販機を使用して色々な飲み物を飲むことで良い息抜きが出来ればと思いました。

本記事が皆さんの参考になって下されば幸いです。

 

ではではまたまた。